ライター必読?!ライティングのお手本にしたい「体の贈り物」
- ライターエージェント南風
- 2018年8月24日
- 読了時間: 1分
レベッカ・ブラウン著、柴田元幸訳「体の贈り物」。
私をコピーライターの道へ導いてくれた上司から、
「文章を書く仕事をするなら、この本は読んでおけ」と渡されたのがこの一冊でした。
「体の贈り物」は、末期のHIV患者とケアワーカーの交流を描いた短編集なのですが、
シンプルな言葉、一切無駄な装飾のない文章で語られているのに、
静かに、深い感動へと導かれていく作品です。
本を読んで鳥肌が立ったのは、この「体の贈り物」が最初で最後でした。
病死をテーマにしていながらも、お涙頂戴の白けた作品になっていない。
見事です。
あからさまに感動的な描写もありません。
何度も読み返したくなる作品であり、こんな文章を書けるようになりたいと思う作品です。
もっと文章の技術を磨いていきたいという方は、ぜひ一度ご覧になってみてください。
プロの文章家のみなさまであれば、きっと何か、必ず感じるものがあるはずです。
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